@激減　自動車維持費


自動車税、重量税と自動車取得税


自動車諸税とは？

自動車には主に自動車取得税、自動車税、重量税が主としてかかってきます。

・自動車取得税は自動車を購入した際にかかる流通税（地方税）購入時に課税
・自動車税は自動車の所有に対して課税される財産税（地方税）毎年課税
・重量税は自動車の所有に対して課税される流通税（国税）車検時納税
となっています。

上記3税は、税金ですので納めないわけにはいきません。また、税金を安くする方法もありません。自動車を買い替える際に税金の安いものを購入するしか節税の方法が残されていません。

しかし、税金の低いものと高いものの差が大きいため、自動車を選ぶポイントの一つとなります。また、自動車によっては優遇措置があります。

自動車取得税

自動車取得税は　取得価額×税率で算出されます。
税率は下記の通りです。

　東京都の自動車取得税 自家用
自動車		 営業用自動車
軽自動車
原則 5％ 3％
低
公
害
車		 電気自動車、天然ガス自動車、
メタノール自動車		 2.3％ 0.3％
ハイブリッド
自動車		 バス・トラック 2.3％ 0.3％
バス・トラック以外 2.8％ 0.8％

自動車税

自動車税は排気量の大きさによって決まります。税額は下の表の通りです。

軽自動車 ～1000cc
以下		 ～1500cc
以下		 ～2000cc
以下		 ～2500cc
以下		 ～3000cc
以下
7200円 29500円 34500円 39500円 45000円 51000円
～3500cc
以下		 ～4000cc
以下		 ～4500cc
以下		 ～6000cc
以下		 6000cc
以上
58000円 66500円 76500円 88000円 111000円

重量税

残念ながら重量税に優遇措置はありません。
重量税は重い車ほど高くなっていきます。大きな車は当然重く、小型車は軽いものです。

有効期間 ３年 ２年 １年
車両重量 自家用 自家用 自家用
０．５トン以下 (6,300)千円
(3)　１８．９		 (6,300)千円
(2)　１２．６		 (6,300)千円
(1)　　６．３
～１ ●　３７．８ ●　２５．２ (2)　１２．６
～１．５ ●　５６．７ ●　３７．８ (3)　１８．９
～２ ７５．６ (8)　５０．４ ●　２５．２
～２．５ ９４．５ (10)　６３．０ ３１．５
～３ １１３．４ ７５．６ ３７．８
軽　（検査対象車）
３年 ２年
自家用乗用 自家用
　１３，２００円
 ８，８００円

自動車諸税の節約


低公害車やハイブリッド車は自動車税・自動車取得税が優遇される

【自動車取得税】
①平成16年自動車排出ガス規制に適合した自動車及び平成17年自動車排出ガス規制に適合したディーゼル車の取得については、軽減措置が設けられています。
②平成16年4月1日から平成18年3月31日までの間に、一定の低燃費基準を満たす自動車＊を取得した場合は、取得価額から30万円又は20万円を控除する特例措置が設けられています。
③NOx・PM法に規定する排出ガス基準に適合し、かつ最新の自動車排出ガス規制に適合する自動車に買い換えた場合には、軽減措置が設けられています。

* 最新排出ガス規制値より75％以上排出ガス性能のよい自動車でかつ燃費基準値より5％以上の燃費性能のよい自動車、50％以上排出ガス性能のよい自動車でかつ燃費基準値より5％以上の燃費性能のよい自動車、75％以上排出ガス性能のよい自動車でかつ燃費基準を満たす自動車（いずれもLPG車含む。）
（注）上記の特例措置を、重複して適用することはできません。

【自動車税】
①低排出ガス車認定制度により低排出ガス車認定７５％低減レベル（新☆☆☆☆）を受けているもので、かつ燃費基準を＋５％以上達成している自動車　　　自動車税約５０％軽減
②低排出ガス車認定制度により低排出ガス車認定７５％低減レベル（新☆☆☆☆）を受けているもので、かつ燃費基準を達成している自動車　　　　　　　　　　自動車税約２５％軽減
③低排出ガス車認定制度により低排出ガス車認定５０％低減レベル（新☆☆☆）を受けているもので、かつ燃費基準を＋５％以上達成している自動車　　　　　自動車税約２５％軽減
期間は二年間

古い車は自動車税が割増

低公害車が優遇されるのに対し、古い車は、環境に優しくない車として、
車齢11年超ディーゼル車、車齢13年超ガソリン車は約１０％重課となっています。

車両価格が安ければ、取得税、消費税も安くなる

自動車取得税は車両価額に税率をかけるのですから、車両価格が高ければ高いほど税金も高くなります。
また、消費税もかかります。
車両価格で１０万円の差が自動車税で5000円、消費税で5000円の差が追加され、11万円の差となってしまいます。

排気量が小さな車は税額が低い

軽自動車なら7200円で済みますがファミリーカーでは39500円～45000円。セルシオ等の高級車では76500円です。

私は以前排気量が5000ccのＢＭＷに乗っていました。5000ｃｃですので、自動車税は88000円となります。現在は乗り換えで39500円となりましたので48500円の節税となりました。

自動車の買い替えサイクルは5年（新車で購入し、二回目の車検で手放す）が一般的です。5年間では小排気量の車と大排気量の車では自動車税だけでも大きな差となります。

自動車税は延滞しない

自動車税は4月に振込用紙が送られてきますが、延滞していませんか？延滞すると延滞金がかかってしまいます。

小型車は税金が安い

残念ながら重量税に優遇措置はありません。
重量税は重い車ほど高くなっていきます。大きな車は当然重く、小型車は軽いものです。





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